鈴与商事、静岡鉄道、トヨタユナイテッド静岡、ARTHが合弁会社「ReSURUGA」設立

静岡県に事業基盤を持つ鈴与商事株式会社(以下、鈴与商事)、静岡鉄道株式会社(以下、静岡鉄道)、トヨタユナイテッド静岡株式会社(以下、トヨタユナイテッド静岡)、同じく静岡県西伊豆エリアにて環境テクノロジーを用いた新しい地方創生モデルを創造する株式会社ARTH(以下、ARTH)による共同出資により、株式会社ReSURUGAを2023年６月12日付で設立いたしました。同社において、まずは西伊豆エリアにおけるカーボンニュートラルな街づくりを推進し、静岡県全体への波及も見据えることで、地域の活性化に取り組んで参ります。

ARTHが昨年リリースした、電気エネルギーや水を自然から賄って自給し、インフラのない場所でも滞在空間を提供できる世界初のオフグリッド型モジュール「WEAZER（ウェザー）」。今回4社で設立した合弁会社ではこの「WEAZER」を用い、静岡県内で世界に先駆けたSDGsな街づくり・活性化モデルを創り上げることを構想しています。

本記者発表会では、本事業の概要および各社の事業参画の目的等について、各社代表取締役よりご説明させていただきます。

本事業を通じて、鈴与商事においては、エネルギーマネジメントシステムや分散電源管理に資する知見の深化、エネルギー関連設備、建設・住宅設備等の納入を支援し、 清水区エリアにおけるグループ事業とのシナジー創出等を図ってまいります。 また、静岡鉄道においては、「WEAZER」を活用した新たな価値創造や、地域資源を磨き上げ、最大限に活用した街づくりを推進することで、脱炭素社会における「環境」と「経済」が両立した街づくりの実現に取り組んでまいります。トヨタユナイテッド静岡については、西伊豆エリアでのEV等のモビリティ導入や電気自動車の多様な使い方提案（V2Hによる建物充電）等に活かしてまいります。地域の金融機関である静岡銀行は、本事業を推進するARTHを2022年度のしずぎん起業家大賞最優秀賞に選定し、今回のReSURUGAに対しても包括的に支援し、複雑化、多様化する地域課題の解決に取り組んで参ります。

鈴与商事、静岡鉄道、トヨタユナイテッド静岡、ARTHならびに静岡銀行は、本事業において各社の事業領域におけるナレッジを活用した相乗効果を発揮し、地域活性と持続可能な社会の実現を目指してまいります。

WEAZERについて

ARTHが開発したオフグリッド型居住モジュール「WEAZER」は、エネルギーを自給し、雨水から水を作り出すことで既存インフラに頼ることなく様々な場所への滞在が可能になる革新的な製品です。エネルギーを自給するためCO2の排出量はゼロ。特殊な浄化装置により汚水排水もないため、設置場所の環境を傷めない環境に優しい製品です。当社は本製品をホテル・別荘・緊急時の避難場所など様々な用途に合わせて開発し、世界中の美しい場所に届けていきます。

WEAZERについての詳細はこちら　WEAZER 西伊豆（https://weazer.jp/）